神戸大文学部4年のIさんの夢ゼミを開催しました。Iさんは島根県出身の卓球美女です。
教師の家庭に育ちましたが、高校では理系を選択し、建築士を目指していました。しかし、大学受験に失敗しました。島根では予備校が少ないことから高校が受け皿となり、最優秀の高校教師が必死に教えてくれるそうです。その先生の励ましから自分も教師を目指そうと決意し、文系に転換したとのこと。
結果、来春から島根県の高校の国語の先生になります。
そうした彼女自身の体験を通し、受講生の皆さんへ「人間万事塞翁が馬」の故事を紹介。人生において何が良くて何が悪いかは、後になってみないとわからないと訴えました。
確かに、一見不運と思える事象を好機と捉え、ラッキーな出来事を災いと捉える物の見方。漢文が大好きで、その奥深さに魅了されて大学生活を送って来られた純粋な人柄が顕れた素晴らしい夢ゼミでした。